何でも試してみろ何でも試してみろその当時は、夕方まで営業の外回りが終わると夜の攻撃といって、7時には営業所を出ることになっていた。 しかし昼間お客様先との約束ができてないと軒並みに夜回るわけにも行けず非常に困ったときがある。 私が営業所を中々出て行かないのを見るに見かねて所長が 「どこも行くところがないのか?」と声をかけてきた。 「そういう場合は、集中して電話するのも方法だ」そうアドバイスをしてくれた。 私は、経験がないのですぐに所長の言うとおり何も考えずに兎に角電話コールをした。 その中で1件「ぼつぼつ考えているが、まだ代えない」というお客様がいた。 それを所長に報告すると、「行ってみたらどうや」と・・・・ 私は、すぐに行動した。 当然会うのは初めてである。ご主人と話をし始め話はとんとんと進み、値引きの話となった。 奥にいた奥さんが出てきて、また奥で相談をして帰ってきた。 何か奥さんも出かけなければならないということで、急いで見えたようだ。 すぐに所長に連絡をいれ、決済をもらった。 所長「さっき電話しとったところか」 私 「はい」 私 「それで条件ですが・・・・」 所長「おい。大丈夫か?そんな簡単に決まるんか?」 結局、その場で車を購入して頂いた。 玄関を出るときには、奥様は出かけてしまった。 ご主人と少し帰りに話して初めてなぜすぐに車が売れたか分かった。 1、2から3日前に別会社のセールスが来ていた。 そのセールスには断ったばかりだった。 2、奥さんは介護の仕事のためめったにこの時間はいないが偶然用事があり戻ってた。 この2つの条件がそろっていたので、タイミングよく販売できたのだ。 セールス経験がないことをカバーするのは、先輩の言ったことを何も考えずに行うこと。 教訓:馬鹿になって何でもやってみる 戻る |